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【トップ記事】自己紹介 / 構築記事一覧

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お役に立てると嬉しいです
簡単な自己紹介


当ブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
mizukoと申します。

主にポケモンの構築記事や雑記を上げております。
完全に自己満足でやっておりますので、その点はあしからず。



 ダブルバトルの構築記事】

自己暗示ゼルネオーガ
 ⇒2019 International Challenge February 最高1792
脱出トルネ始動ソルオーガビート
 ⇒2018 International Challenge November 最高1773
ゴチルカビコントロール withレヒレグロス
 ⇒ジャパンチャンピオンシップス2018予選 最高1714、最終1696/110位
後発トノラグビート ~飛行zサンダーを添えて~
 ⇒第11回ぽちゃオフダブル部門 6勝2敗で予選2位通過、ベスト16
  第17回あいオフ スイスドロー予選4勝2敗で15位通過、ベスト16
ガブアロー入りレヒレスタン
 ⇒バトルロードグロリア2017 ラストチャレンジ スイスドロー予選5勝2敗で9位通過、ベスト16
  ジャパンチャンピオンシップス2017予選使用構築

・他、WCS2018壮行会3位、第15回南白オフベスト8。
  

※以下6世代
シュバルゴ入りメガラグ雨
 ⇒第8回DayDreamオフ 予選2位通過、ベスト16
第72回DEXオフ使用構築 ※面子のみ
 ⇒第72回PokeDEXファン東京オフ 予選2位通過、ベスト16
ホウオウ×パルキアビートダウン
 ⇒ジャパンチャンピオンシップス2016予選使用構築


 【シングルバトルの構築記事】

飛行zランド入り役割破壊積みリレー
 ⇒第3回真皇杯関東予選 予選ブロック6勝2敗で1位通過、最終成績ベスト16

※以下6世代
ラグ×チルサイクル
 ⇒第14回キツネの社mf 予選5勝3敗1分、64位/253人中。
  第3回JPNOPEN 予選1位通過、ベスト16
ボスゴドラ入りサイクル
 ⇒第12回カントーポケモンオフ 予選1位通過、4位
  第33回シングル厨 1次予選6勝3敗/3位、ミドルトーナメント2落ち
第11回カンポケ使用構築 ※面子のみ
 ⇒第11回カントーポケモンオフ 予選6勝2敗、敢闘賞を受賞。
le dernier festival使用10パートナーズ前編後編
 ⇒10パートナーズ大会le dernier festival 優勝

・他、第13回ちゃもオフ(世代別シングル)優勝。


 【お役に立てると嬉しいです】

【図解】パワポで簡単!構築記事用サムネイルの作り方。
【Atelier Online】 7thGS大会結果およびKPまとめ



 【簡単な自己紹介】

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mizukoです。
メインルールはダブルバトルですが、もともとシングル勢だったため一応両ルールできます。
WCS出場を目標に、ない力を振り絞って考察しています。
7世代GSの仲間大会、Atelier Online主催。

構築記事では:
・こんな考え方もありなんだなという刺激を少しでも与えたい
・思考回路をしっかりと記録する
・見やすく分かりやすく
を意識して執筆しているつもりです。何か参考になる部分がありましたら幸いです。

好きなポケモンラグラージメガチルタリスボスゴドラ・ホウオウ・ロトムアシレーヌ・カプ系全般あたりです。
人と話すことが好きなので、気軽にお声掛けいただけると嬉しいです。
是非ともよろしくお願いいたします!


mizuko
@Swampert__

【企画終了】Atelier Online 過去大会結果まとめ・お礼 【VGC2019】

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★過去大会結果は此方をクリック★



こんにちは、mizukoです。
先日は日曜昼といういつもと変わった時間ながら、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました!
いよいよウルトラシリーズのレートが解禁されるので、今回をもって、アトリエ杯も一旦は終了とさせていただきます。
過去大会の結果およびKPランキングのまとめを残しておきますので、参考までに。

おかげさまで、長い間主催を続けていくことができました。
本当にありがとうございました!
また何かの形でアトリエ杯はやろうと思っておりますので、そのときは是非よろしくお願いいたします。


 ★過去大会結果リンク★
※画像をクリックすると大会結果ページへ飛べます
※構築記事一覧はボックスをスクロールしてご覧くださいませ
 掲載/削除希望は主催までお声掛けください

 

6/30(土
) Atelier Online 1st

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エントリー人数:228名
優勝者:zさん (from USA!)


▼構築記事一覧

優勝:zさん ルナゼルネ
GS Atelier Online 1st (WCS 2019) Rank 1645, 1st Place (19-7)

2位:ラルドさん オーガレック
Atelier Online 1st 結果2位使用パーティ

18位:さてぃすさん ホウオウパルキア
6/30開催GSダブル18位 使用構築

31位:しょうたーるさん グラネクロ
GS仲間大会 最高1591pt最終1543pt 使用構築

rikuさん ルナオーガ
【GSダブル】アトリエ杯使用構築 最高1571 最終1550あたり

ゆいさん ネクロゼルネ
共鳴のTrueForce

Ermesさん ルナイベル
Atelier Online 1st(7世代GS仲間大会)

フライさん グラレック
Atelier Online 1st 使用PTメモ

カルフールさん イベルレック
GS仲間大会「アトリエ杯」0-4 イベルタルレックウザ



7/21(土) Atelier Online 2nd

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エントリー人数:236名
優勝者:ラルドさん

▼構築記事一覧

優勝:ラルドさん オーガレック
Atelier Online 2nd〜7th GS Battle〜 1位到達パーティ

4位:なかむらさん ルナオーガ
【7世代GS】ルナオーガ【仲間大会4位】

8位:やきいもさん レックゼルネ
【Atelier Online 2nd 使用構築】Dual Control レックゼルネ (最高・最終1601)

19位:つかじゅんさん ルナオーガ
【7thGS】ルナアーラドーブルスタン

32位:さてぃすさん グラキュレム
7/21開催GSダブル 最高156? 最終1544 使用構築

43位:さぶさん オーガレック
【7thGS】Atelier Online 2nd使用構築

ぬるま湯さん グラゼルネ
アトリエ杯(仲間大会)瞬間1635 12勝4敗 ゼルネゲー

おでんさん グラゼルネ
【 GS仲間大会(Atelier Online 2nd)】グラゼルネver2.0

かんなさん オーガレック
日記 Atelier Online 2nd オーガレックもどき

カルフールさん ルナアーラグラードン
第42回伝説厨オフ&アトリエ杯使用構築 弱点保険ルナアーラ+グラードン

JJJさん ルナキュレム
【GS仲間大会使用構築】超迷走ルナキュレム【天国と地獄】



8/19(日) Atelier Online 3rd

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エントリー人数:180名
優勝者:ほりゆうこさん



9/22(土) Atelier Online 4th

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エントリー人数:60名
優勝者:ほこさん


12/29(土) Atelier Online 5th

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エントリー人数:196名
優勝者:こうさん


1/4(金) Atelier Online 6th

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エントリー人数:208名
優勝者:スサさん


3/2(土) Atelier Online 7th

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エントリー人数:266名
優勝者:なかむらさん

▼なかむらさん構築記事(オーガレック)
【第7回アトリエ杯1位 14-1 1664】 スカーフオーガレック改 - pokerikadai神楽坂支部公式ブログ

 

3/22(金) Atelier Online 8th

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エントリー人数:309名
優勝者:さぶさん


3/31(日) Atelier Online 9th

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エントリー人数:182名
優勝者:さぶさん(なんと2連覇!)



以上です。ありがとうございました!


主催:mizuko
@Swampert__

【INC Feb.最高1792/S14最高最終1803】自己暗示オーガゼルネ【Moon Series】

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こんにちは、mizukoです。

2019 International Challenge Febrary(以下、INCと記します)が終わりましたが、皆さんいかがだったでしょうか。
そして、切り替えていよいよウルトラシリーズへ……というところですね。

本記事では、INCで使用した構築を纏めつつ、反省点などを書いていこうかなと思います。
今回は構築記事としてよりは、単なる読み物としてご覧いただけると嬉しいです。

(追記:実はS14のWCSレート、1800を達成しておりました)

それでは本題に入ります。


【目次】
※クリックするとその項目に飛べます。

1.構築の概要・経緯
   *構築の概要
   *ゼルイベでつまづいて
     ※ゼルネメタを上回ることの限界
   *メタを上回る鍵はカイオーガにあり
   *BO1向きの構築を見極める
2.個体紹介
   ①ゼルネアス
   ②カイオーガ
   ③トルネロス
   ④モロバレル
   ⑤ガオガエン
   ⑥カミツルギ
3.結果及び言いたいこと
   ~構築を変えられなかった弱さ
4.追記(4/22)

 1.構築の概要・経緯

☆構築の概要

「ジオコン後にカイオーガで自己暗示!」
……ゼルネアスのジオコントロールという強力な勝ち筋を、カイオーガにも。
概要としては以下の通りとなっております。

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このような形です。
一般枠4匹でサポートなり対面操作なりしていきながら、ゼルネアスが積める場面を作り、さらにカイオーガにつなげていきます。

ちなみに、本構築は筆者にしては珍しく、大部分を既存の構築から流用したものとなっております。
参考元を下記に記載しておきます(全て英語記事です)。


*コンセプト参考元:自己暗示オーガゼルネ
カイオーガトルネロスガオガエンカミツルギの調整も参考にしました

trainertower.com
*一部参考:ゼルイベ構築
ゼルネアス・モロバレルの調整を参考にしました

trainertower.com

☆構築の経緯

 *ゼルイベでつまづいて
筆者自身、ムーンシリーズにおいても色々な構築を回していましたが、その中でも特に可能性を感じていたのがゼルネアス+イベルタルの並びでした。
まずムーンルールでは各種Zが使えるようになるので、単純に専用Zが持てる上、特性により耐久力が高く、技の通りが優秀なルナアーラが猛威を振るうようになると予想しました。
そのルナアーラに滅法強く、ゼルネアス以外の伝説枠にもかなりの圧力をかけることのできるイベルタルを扱いこなせると強いのでは、という考えを持っていたのです。
そして、積めればとても強力なゼルネアスにとって苦手なポケモンに対し、イベルタルの技範囲がシナジーしていることから、上記参考元のゼルイベを参考にしばらく回してみることにしました。

本ルールのイベルタルは突撃チョッキを持たせ、バークアウトのサポートを絡める形がメインだった印象を受けました。
今回使用したイベルタルもチョッキ型でしたが、その高い耐久・それなりの素早さから打てるバークアウトのお陰で、ゼルネアスが積める状況をさらに作りやすくなるのも良い点です。
しかし、筆者はゼルイベをINC本番に持っていくことを断念しました。
理由としては「ゼルネアスメタを上回るのが難しいこと」と、「ゼルイベはBO1向きではないこと」の2点が大きかったです。


 ※ゼルネメタを上回ることの限界
……消費アイテムに頼るから、限界がある。
ゼルネアスはジオコントロールを積むことによって特攻、特防、素早さをそれぞれ2段階アップさせるという戦法が強力ですが、ジオコントロールという技は溜め技なので、本来であれば自軍の強化に2ターン要します。それをパワフルハーブで誤魔化していくのです。

しかしこの強力な戦法を止めるためには、当然ながら何かしら対策を練らなければなりません。
対策方法としては主に「受けて反撃する」か「ジオコントロールを通さない」の2通りがあると思いますが、後者のほうが対策としては分かりやすいかもしれません。
例えば挑発、ガオガエンの吠えるあたりが良い例かなと。
これを1回されてしまうだけで、「ゼルネアスで抜く」というゲームプランが一気に崩壊するわけです。

他のポケモン以上にメタられる=負けに直結する理由として、「消費アイテムに大きく依存していること」であるといっても過言ではないでしょう。
吠えるといった流し技はそもそも覚えるポケモンが多いため、見えないところからゲームプランを大いに崩されてしまう恐怖に怯えなくてはなりません。そうなると、必然的に立ち回りも窮屈になってしまうはずです。

ゼルイベに関して言うと、ゼルネアス以外のポケモンは基本的に決め手に欠けるポケモンたちで構成させていることが多いので、
「ゼルネアスで抜いていく」というゲームプランを崩されてしまうと、取り巻きがパワーのある相手ポケモンに押し負けてそのまま立ち直れないということもザラです。
このことから、ゼルネアスを使っていくにしても、流されないようにするか、他にもパワーのあるポケモンを合わせて採用するかをしたほうが良いことになります。

……ここに、ゼルイベはBO1に向いていない理由があるのです。
BO3であれば、1試合目で思わぬ技を喰らっても2試合目以降はその技を考慮しながら立ち回ることが可能です。その関係上、相手側も所謂初見殺し要素を組み込むのが難しくなります。
しかし、BO1だとそういうわけにはいきません。見えない初見殺しを1発喰らったら即負けになりかねない……となると、とてもINCに持っていきたいとは思えません。
ということで、ある程度回していたゼルイベを諦め、他の構築を練っていくことにしました。


 *メタを上回る鍵はカイオーガにあり
上記のとおり、ゼルネアスは非常に強力な勝ち筋を持ち、かつ使用率も非常に高いことから、当然多くの相手がメタをはってきます。
とはいえども、それは多くの禁止伝説に言えることでもあります。
メタに負けないようにするには、自身がメタ対象外の構築を極めるか、メタを上回るかをしないといけません。
さすがに前者を極めるのは難しいので、後者の方向で考えることにしました。

メタを上回る……何が良いのかな……と考えたときに、筆者自身がサンシーズンで使用していた眼鏡カイオーガを思い出しました。
最大威力150かつ天候補正のかかった範囲技を、ゼルネアスとは違い即座に打つことができる、更に持ち物の自由度が高いカイオーガが弱いわけがありません。
例えばC特化カイオーガに眼鏡を持たせると、HDモロバレルさえもほぼ2発で飛ぶ火力を出すことができるわけで、「受けて反撃する」といった相手のゲームプランを崩せる可能性を大いに秘めています。
水Zも同様に高火力を出すことができ、スカーフ型ならスカーフ型で上から奇襲できるので、ガンメタの対象になるとはいえども、どういった型にしてもとても強力なのです。
このことから「メタを上回る鍵はカイオーガにあり」という持論を抱き、構築を選択していきました。

▼前回、筆者が執筆した眼鏡カイオーガの記事です。
 是非合わせてご覧ください。

mizuko.hateblo.jp
なお、色々な構築を試しましたが、グラードン軸は剣の舞も含めてポテンシャルが高いもののミラーが難しい・主力技が命中不安なのが怖いことから安定しないと思ったこと、
ルナアーラ軸はお互いがZ技で縛り合う関係になってしまう不穏さからこれまた安定しないこと、対ガオガエンへの立ち回りに自信を持てなかったことから採用を見送りました。
(ルナアーラの自己暗示も決まれば強いのですが、4倍弱点持ち・範囲技を持てないことからやはり立ち回りに自信を持てず、取り巻きによくいるドーブルも安定しないので此方も見送りました)


 *BO1向きの構築を見極める
カイオーガを使おうと決めたところで、方向性や取り巻きをどうしようかというところですが、ここでちょうど先述の構築記事を見て「自己暗示カイオーガ、良いな」と思ったのでそれを参考に回していくことにしました。
ゼルイベで挫折したのをバネに、メタを上回ることができそうで、BO1でも対応できる構築を回したいと思っていた頃でした。

メタを上回ることに関してはゼルネアスで積むこと・その上でカイオーガを場に出すことが前提になってしまいますが、
幸いにも吠えるといった流し技が優先度-6であること、流し技を使うポケモンの足が基本的に遅いことから、ほぼ確実にカイオーガが自己暗示を味方のゼルネアスにかけることまではできるわけです(黒い霧に関してはまた考えなくてはなりませんが……)
どちらかが流されたり倒されたりしても、強化された禁止伝説をもう一匹残すことができるという点で、構築のパワーを維持することができます

さらに、カイオーガの自己暗示はPGLを見ても採用率が低いことからもいえるように、相手から考慮されにくい・考慮するにしても他のメジャーな型をそれ以上に考えなくてはならないといった側面もあるでしょう。
ここに、自己暗示カイオーガがBO1でも対応できそうだと思った理由があるのです。

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※画像は3/9 09:30時点のものです。

今回は海外の構築記事を参考にした構築を使用しましたが、オンラインでWCSの予選を行っている日本とは違い、海外の大会では初見殺しなどが簡単には通用しないBO3が主流となっているわけで、当然ながら海外のプレイヤーはBO3で勝てるように構築を組むのです。
そのため、特に海外の構築記事はBO3には向いていて安定して強いけれど、BO1には適していないというケースも大いにあり得ると言えるでしょう。
そういう意味でも、その構築がどういう動きをメインの勝ち筋としているのかを考慮する、実際に動かしてみて初見殺しに簡単にやられないか試してみる、など試してみて実際に使う構築を見極めることが大事であると思います。



 2.個体紹介
※調整は全て海外の記事を参考にしているので、解説というよりは使った感想をメインに。
※調整先は主要なものだけ記載します。詳しくは参考元記事を参照ください。

①ゼルネアス

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※調整
HB:A233カミツルギのスマートホーンを威嚇1回で高確率で2耐え
    A201ツンデツンデのジャイロボールを威嚇1回で確定耐え

最速を保ちつつも、防御方面に大きく耐久を割いたゼルネアスです。
本家のゼルネアスがCS方面に大きく配分していましたが、より確実に積み展開をしていくにも鋼技をはじめ耐えて欲しい場面が多く、ゼルイベ構築の調整を参考にし、耐久振りの配分で採用しました。

ただあまり耐久に振りすぎてもジオコントロールをされる前にゼルネアスが削れてしまうと、カイオーガの良さも発揮されずに終わってしまうので、本構築において最速を保つというのは絶対条件であるといえるでしょう。
この配分だと超高乱数を引かれると、特化カイオーガの潮吹きを耐えない可能性がわずかながらあるので、もう少し特防に割いてもよかったのかなと思います。


 カイオーガ

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※調整
HB:A233カミツルギリーフブレード・A160ナットレイパワーウィップを確定耐え
HD:C147カプ・コケコのエレキフィールド下雷を確定耐え
    C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを最高乱数切りで耐え

防御に厚く振った、自己暗示持ちの図太いカイオーガです。
上からの攻撃を耐えてからノーマルZで全回複しつつ自己暗示→次のターンで+2潮吹き、という流れが強いので、耐久厚め・素早さ最低限という配分がとても理にかなっていました。
ここまで振ると大抵の抜群技やジオコントロールをしてきたゼルネアスの攻撃を耐えるので、安心して自己暗示をしていける場面が多かったです。
サイコショックのダメージを少し抑えることができるのも偉いところでした。

なお、味方のゼルネアスに自己暗示をすることのみならず、相手のゼルネアスの能力を利用していったり、時にはただHPを全回復させることだけを目的に自己暗示Zをする動きもあります。
特攻や素早さに割いていないことが心細いときもたまにありますが、これもこれで立ち回りに幅を持たせることができました。図太いカイオーガ、とても使い勝手が良かったです。


 ③化身トルネロス

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※調整
HD:C222カイオーガの雨下ダブルダメージ潮吹きを最高乱数切りで耐え
   C201ゼルネアスのジオコントロール後ダブルダメージマジカルシャインを確定耐え

襷なしでもスカーフカイオーガの潮吹きを耐えることができるHDトルネロスです。
カイオーガが苦手とするポケモンに刺さりやすい暴風、此方の展開をしていく上で重要になる追い風や挑発は確定としました。
そして雨乞いですが、カイオーガが居座るタイプである以上グラードンに天候を取られてからの対抗策が欲しいので、これまた切ることができませんでした。

耐久に振ってはいるものの、積極的にサイクルを回しにいくポケモンではなく、万が一出し負けしてしまった場合の展開の仕方に自信を持つことができなかったのと、
相手のトルネロス+スカーフカイオーガに此方がトルネオーガと出したところで確実に押し負け、しかも引き先がいない点が心細いです。
そういった理由からINC直前になって信頼を失い、選出機会も大幅に減ってしまいました。
飛行Zでないので、グラードンに天候を奪われてからだとモロバレルなどを殴るにも殴りづらく、筆者としては変えるなら間違いなくトルネロスだと思います。


 モロバレル

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※調整
A136ガオガエンフレアドライブを確定耐え

カイオーガの潮吹きなどを考えると特防が高いに越したことはないので、ガオガエンフレアドライブを耐える可能性を残しながら、できるだけ特防に割いた型で採用しました。
技構成に関してはこれで完成されていると思います。

ピンチベリーが欲しかった場面は確かにありますが、ゼルネアスにとってもサイコショックを受けるのは痛手になりかねないので、
怒りの粉でゼルネアスを守りながらウタン込みでエスパー技を受ける→耐えて次ターンも生き残る、という動きができる点とても良かったです。
怒りの粉の試行回数を重ねることができれば、ゼルネアスにとっても心強い味方です。


 ガオガエン

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※調整
HD:C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを高乱数で耐え

少し素早さにも振った、HDベースのガオガエンです。
猫だましの打ち合いにもある程度強くするべく、少し速いほうが良いと思ったので、本家の調整をそのまま採用しました。

技構成に関しては叩き落とすが諸説だと思います。
確かにルナアーラなどを大きく削ることができるという点は優秀だと思いますが、此方の積み展開を補佐するバークアウトや、相手のバークアウト・吠えるをシャットアウトするじごくづきも候補だと思います。
少し早めの型なのもあり、じごくづきの採用も良さげな気がします。

初手に出して猫だまし+積み展開を狙うのみならず、横守る+蜻蛉返りで対面操作をからめつつゼルネアス展開をしていける点も強みです。そこは安定した強さ、ともいえるところでしょう。


 カミツルギ

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※調整(チョッキ込)
HD:C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを確定耐え
   C222カイオーガの雨下ダブルダメージ潮吹きを最高乱数切りで耐え

強力な特殊技を一発耐える、DSベースのチョッキカミツルギです。
襷に頼らないことにより、最低限サイクルに加わることができる点が良かったです。

最初は威嚇を入れられなくても少し決め手に欠けることから信頼を置いていなかったのですが、
慣れていくうちにカミツルギに注意を引き寄せながら展開していったり、最後にチョッキ込で一発耐えてから抜群技でついてフィニッシュしたり……。
特性の強さもあり、だんだんと心強い存在になっていきました。

なお、チョッキ型にすると自然と叩き落とすを組みこむことができるので、ルナアーラ入りに刺さりが良いのも◎
欲を言うと、素早さを少し落としているので相手のカミツルギに確実に下をとられるという点が少し心細く、
相手のカミツルギに同速勝ちして上から聖なる剣で殴れる可能性を少しでも残すために、最速にしたかったところです。
他に良い調整を考えはしたのですが、本家の配分が最も理にかなっているという結論に至ったので結局変えませんでした。



 3.結果及び言いたいこと

本構築をINCで使用し、最高1792、最終はお察しという結果になりました。

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またしてもなんとも上がり切れなかったなという結果になってしまいました。
以下、INCに向けて取り組んでいて思ったことを記しておきます。


*強い構築を選ぶということ
前述の通り、カイオーガの自己暗示の採用率はあまりなく、実際に自己暗示を考慮された動きをされなかった場面もありました。
ゼルネアスが集中攻撃されそうなところで守る+カイオーガは自己暗示、という動きができるのも強いところです。
本当であればこういった構築を自分の手で生み出せたら良いのにな、とは思いつつも、選んだ構築自体は間違っていなかったと思います。
決まれば破壊力は間違いないものがありますし、どちらかがやられてもどちらかは強化された禁止伝説を場に残せる、と考えるとそれだけでも相手に圧力をかけ続けることができます。

そういう意味ではBO1においてもゼルイベのときほど初見殺しに為す術なし、ということが減り、寧ろ此方が初見殺しに近いような動きをすることもできます。
「メタを上回る鍵はカイオーガにあり」といった考え方も、決して間違っていなかったと思います。
ただ、カイオーガを強化するには自軍もしくは相手のゼルネアスへの自己暗示を必ず決めなくてはならないので、数ターン先の展開をしっかり考える必要があります。
そういった考え方を鍛えていくにも、本構築を最後2週間でしっかりと回せてよかったと思います。


 *構築を変えられなかった弱さ
一方で、筆者自身の反省点も少なくなかったです。
何といっても、トルネロスがだんだんと肌に合わなくなってしまったにも関わらず、その代わりを誰にしたら良いのか、答えを出すことができなかったのが弱かったなと思います。

今回は珍しく既存の構築をベースにして取り組んでいましたが、他人の構築を使うにも、QRを使うにも、
「この部分は自分のプレイスタイルと合わないな」とか、「この部分が環境に合ってない、刺さってないよね」という点が必ず一つや二つはあるわけで、
ある意味そこを変えていけるかどうかがプレイヤーとしての強さでもあると思っています。
そして変えていった結果、少し強くなったり、時に元のとは全く違った構築にもなりえるわけで。

今思うと、相手の猫だましや悪戯心挑発を誤魔化せるカプ・テテフの採用や、それ以外にもスカーフカイオーガの上をとれるポケモン(例えばスカーフ持ちカプ・コケコや霊獣ボルトロス)などもう少し考えても良かったのかなと思います。
そこで答えを出せなかったことから、信用できなかったトルネロスをそのまま持ってきては選出しなくなり、しまいにはINC本番でも選出が歪んでしまいました。

そういう意味では、変えることのできなかった弱さを痛感しました。
既存の構築だろうと、更に構築を強くしていけるかどうかは使用者自身にかかっています。
今回痛感したことをバネに、更に強い構築を自分の手で作りあげる、良い方向に自分から変えていく、そういったことができれば良いなと思います。


*最後に
構築記事というよりは……な記事とはいっても、できるだけわかりやすく書きたいなと思って執筆した結果長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
単純に1800チャレンジに失敗したところで、自分の実力不足を痛感したところですが、
実は今回レートなどでもそれなりに良い結果を残せるところまで試運転をすること自体はでき、特にINC最終日は激戦も多く、何だかんだでやりきったなと思います。
なので、悔しさや反省点はあるものの、悔いという悔いはありません。
あとは、構築をよりよくしていく過程で、自分のプレイングを確立させるだけです。

次からはいよいよウルトラシリーズということで、チャンスはラスト1回。
本気で、抜けにいきたいと思います。
去年のJCSで味わったあの悔しさを、絶対に晴らしたいのです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
ラスト、本当に頑張ります。



 4.追記(4/22)

ムーンシリーズのときのWCSレート(S14)ですが、実はINC前日に1800を達成しておりました!
最高最終1803・瞬間36位、最終50位でした。

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これほどの勝率・少ない試合数でここまで来れたのは初めてのことだったので、報告させてください。
INC前日に、少しは自信をつけることができました。

……だからこそ、ムーンルールで抜けたかったです。
筆者自身GSが得意ではないことに加え、短期間で構築を煮詰めることが昔から非常に苦手なのもあり、ウルトラルールに関しては環境に適応できずにみっともない結果に終わってしまいました(17が限界でした)。
考えもまとまっておらず、記事にする価値もないと判断したため、JCSの構築記事は書きません。

JCSの日程が発表された時点でこうなることも覚悟はしていたのですが、それは言い訳でしかなく、短期間で適応する力をつけるか、ムーンルールまでに抜けるかするべきであって。
なので、最も得意であったムーンルールで勝ち続けることができなかったのが全てだと思っています。
今思うと、だんだんと肌に合わなくなってしまったトルネロスの代役をもっとしっかりと煮詰められたらな、という部分で後悔が大きいです。

今年もまた夢叶わずでしたが、去年の悔しさをバネにプレイヤーとしての心構えを大きく変えることのできた年だったように思います。
一方で、構築を早く確実に改善していく力のなさが浮き彫りになってしまいました。

来年以降もまた、少しずつ強くなっていけたらなと思います。
今年抜けた方は頑張ってくださいね。

それでは失礼いたします。


mizuko
@Swampert__

【雑記】Atelier 2018 ~総括~

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こんにちは、mizukoです。
2018年ももう終わりということで、今年も本当にお世話になりました。
今年は例年以上に記事の執筆にも力を入れたつもり……ということで、折角なので総括記事をば。


【目次】
1.「試みの雨」トノラグビート
2.逆風のはずだったコントロール
3.眼鏡オーガを、通すことだけ
4.悔しさをバネに、Atelier Online
5.最後に


 1.「試みの雨」トノラグビー

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http://mizuko.hateblo.jp/entry/rainy1


VGC2018の環境初期に使用していた雨です。
全国ダブルが始まるということで、6世代でもよく使用していたラグラージ雨を7世代でもやりたいなと思って組んだものです。
ラグラージと相性の良い雨要員であるはずのペリッパーの火力と耐久面に疑問を抱き、
ラグラージといったらペリッパー」という当時抱いていた固定観念を壊すことから始まりました。
こうして敢えてニョロトノと組んでみる、という方向性に落ち着いたのですが、最初は「ニョロトノと組んで本当に強い雨ができるのかな……」とよく思っていたのもよく覚えています。

トノラグだからこそできる動きができればと思って立ち回りを考えていたのですが、そこで「雨は受け身な構築である」という自身の持論と噛み合ったように思います。
一見すると雨は上をとってガンガン攻める構築にも見えるのですが、実はそんな簡単なものではなく、特にリザードン軸に対してそれが如実に現れるわけです。
リザードン軸は特に雨側が序盤に主導権を握るのはもはや無理で、それもメガの仕様から来るものなので、仕方ないんですよね。
だからこそ、初手に雨を投げないことを前提とする雨。それには数値と補助技の十分なニョロトノのほうが適していたのです。

また、相性補完に関してもペリラグ以上に気を遣うものがあるので、そこもよく考えて組んだつもりではあります。
特に飛行zサンダーはペリッパーができてニョロトノができないことが1匹でできる、という点注目して採用してみました。
まともな特殊飛行技を覚えないサンダーですが、展開されるときつくなりがちなウルガモスやチョッキ持ちのことまで考えると、「物理で攻められるのがミソ」だなと。

皮肉にも、だからこそ威嚇ガオガエンが解禁されて本構築は解散しました。
もう少し考察していきたいなと思っていた矢先のことなので、本構築の改善点もまだまだあると思いますが、結果的に威嚇ガオガエンの解禁は雨にとって向かい風となってしまいました。
しかし、自分の中で持っていた常識をぶち壊し、変わったことまで色々と試していったので、ある意味「試みの雨」なのかなと思います。
とはいえ、最初から奇をてらいにいくのではなく、考えた結果変なポケモンを採用することが一番理に適っているから採用する、その結果強い、みたいなのが理想だなと思います。


 2.逆風のはずだったコントロール

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http://mizuko.hateblo.jp/entry/control


5月のPJCSオンライン予選で使用した構築です。
もともと環境初期にライボルト軸のコントロールを雨と並行して使用していたのを、威嚇ガオガエン解禁後も形を変えれば強いのではないかと思って組んだものです。
威嚇ガオガエン解禁後の環境についていけず、がむしゃらにテンプレ構築を使用していたところ相手のカビゴンが案外きつかったので、自分が使い手になろうと思いました。
環境初期の雨と比較すると、持論をメインに組んでいった雨に対し、本構築は様々な経験ありきで作っていったので、そう考えるとほぼ真逆のアプローチをしていたのかなと思います。
その上で、JCS本番の環境予想を行い、本当にこの構築は戦っていけるのだろうかということを考えていったのです。

コントロール自体は逆風であったものの、まだまだやれると思いJCS前はかなり必死になって練習していました。
しかし、結果は最高1714、あと一勝で抜けて幕張の舞台へというところで負けてしまい……
ガオガエン解禁後あまりにもうまく行かなかったのもありここまで来るとは思わなかったという気持ち半分、しかしその悔しさは壮絶なものでした。

環境初期から色々な構築を回していたことに関して、威嚇ガオガエン解禁後の環境についていけなかったことを機に後悔したこともありましたが、何だかんだ色々回して良かったなと思うときが来るものです。
しかし、なかなか立ち直れなかったほどに悔しかったので、ここどというときに勝てる人になりたい、抜けてWCSへ行きたいと本気で思わされました。


 3.眼鏡オーガを、通すことだけ

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http://mizuko.hateblo.jp/entry/speckyogre


サンシリーズのINCで使用していた構築です。
カイオーガへの苦手意識を克服したい」と思ったことから始まりました。
既存のオーガゼルネでしばらく回していたところ、スカーフオーガの火力が個人的にしっくり来なかったことから本構築ができました。

とにかく「眼鏡オーガを通す」、ただそれだけを追求していきました。
今まで自分で作ってきた構築は2通り、あるいはさらに多くの勝ちルートを用意することが多く、ただただひとつの勝ち筋を追い求めたことは今回が初めてかもしれません。
だからこそ、今まで以上に勝ちルートのプランニングがやりやすかったです。
その反面負け筋もハッキリしているので、良くも悪くも尖った構築になったと思います。
しかし、勝ちルートがひとつである分、ここまでパワーのあるエースポケモンがいると非常に頼もしいものです。
そして、敢えて役割の被っているポケモンを採用したりと、眼鏡オーガを通すためだけに色々なことを考えていきました。

最高レートは1773ということで、INC当時ボーダーは1800前後なのではないかなと思っていただけにまあ悪くはないのかなと思っていたものの、相対的に見たらなんともいえない結果に……。
しかし、ここまで勝ちルートがハッキリした構築を組んで、動かしてみるというのも、これはこれで良い経験になったと思います。


 4.悔しさをバネに、Atelier Online

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http://mizuko.hateblo.jp/entry/atelieronline/

今まで主催してきた仲間大会の名前が本ブログに由来しているので、折角なので触れようと思います。
「アトリエ杯」として定着してきた(かな?)Atelier Onlineですが、これも5月のJCSが本気で悔しかったこと、そして自身もGSルールはあまり得意ではないために今のうちから触っておく機会が欲しいということで、6月末に1回目のアトリエ杯を開催しました。

どうやったらより多くの人に参加してもらえるかな、楽しんでもらえるかなと考えつつも、お陰さまでたくさんのプレイヤーにご参加いただき、ここまで半年間続けていくことができました。
そして、ダメもとながら少しでも海外のプレイヤーにまでご参加いただけないかなと思いできる工夫は色々と試したつもりで、
それが効果があったのかは定かではありませんが、自分が思っていた以上にたくさんの方と繋がることができたように思います。

仲間大会を通して皆さんが切磋琢磨し、仲良くなっていくのを見て、あるいはGSを頑張りたいというキッカケになった方もいて、
それが主催としても嬉しくて2回目以降も開催していけたのだと思います。
そして主催自身も、世界中のプレイヤーとWCSで会いたいなと決意するようにもなり……。
アトリエ杯の主催を通じて、自分自身も悔しさをバネにして頑張らなきゃと思うようになりました。

ちょうど第1回から半年経った頃なわけで、今までご参加いただいた皆さんには本当に頭が上がりません。ありがとうございます。
そして来年以降もタイミングを見て開催するつもりです。今後とも是非よろしくお願いいたします。


 5.最後に

今年もたくさんお世話になりました。
2018年は特に5月のJCSが本気で悔しかったのがハイライトだったのかな、と思います。
簡単に立ち直れるものではありませんでしたが、悪いことばかりではなかったのかなと。
そこをバネにやっていけた部分、決意できた部分も多かったと思います。

当時は相当凹んでいましたが、やろうと思ったことは自然と行動に移していて、その結果が5月に上げた2本の構築記事とアトリエ杯の主催だったのかなと。
結果が惜しいだけに悔しかったので、その分構築記事も今まで以上に良いものにしたく気合いを入れて執筆したつもりです。
たくさんの方にご覧いただいたようで、本当にありがとうございます。
3つともに全然違う組み方をしていたわけですが、今年はその構築に至るまでの考え方をより重点的に執筆したつもりです。
構築を考えているときこそが、プレイヤーとしての真価が試されるものだと考えているので、もっと良い構築を作って結果を残したいなと。
そして、今後も見やすい分かりやすいのみならず、何か一つでも「こんな考え方もあるのか」といった刺激が得てもらえるような記事にしていけたら良いな、と思います。

そして、アトリエ杯もいつもありがとうございます。
お陰さまで、主催自身もたくさんの刺激を受けることができました。

立ち直れないほどに悔しい、苦しい思いをしたときは、自分のやりたいことをやりたいように。欲望の通りに行動してごらん。
そうしたら、きっと何か良いものを得ることができるだろう。
きっと、そういうことだと思います。
今年は、私にとって「バネの年」「繋がりの年」だったように思います。
来年こそはもっと良い結果を残したいなと思います。

今年関わった皆さん、本当にありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


mizuko
@Swampert__

【INC Nov.最高1773】脱出トルネ始動ソルオーガビート【Sun Series】

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▼Summary (English Ver.) Click here.



こんにちは、mizukoです。
サンシーズンも落ち着き、そろそろムーンシリーズに向けて気合いを入れ直しているところです。

今回は2018 International Challenge November(以下、INCと記します)で使用した構築を紹介しようと思います。
最高1773、そこから急所負けをして一気にペースを崩したため何ともいえない結果となってしまいましたが、
思考回路を整理するとともに、折角なので記事にすることとしました。最終レートはお察しです
相変わらずの大ボリュームですが、お付き合いくださいませ。

それでは紹介に移ります。



【目次】
※クリックするとその項目に飛べます。

1.構築の概要・経緯
   *構築の概要
   *眼鏡オーガで強引に
   *一方的に展開するために
   *相方はゼルネじゃない
2.個体紹介
   ①カイオーガ
   ②ソルガレオ
   ③ルンパッパ
   ④トルネロス
   ⑤カプ・コケコ
   ⑥クロバット
3.選出パターンについて
4.最後に


 1.構築の概要・経緯

☆構築の概要

本構築のコンセプトは「眼鏡オーガを通すことだけを考える」です。
そのために、一方的に場を展開することを特に意識して組みました。
概要としては以下の画像の通りとなっております。

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このような形です。
1ターン目に場を整え、最高の状態でカイオーガに出てきてもらい、高火力の潮吹きを相手に押し付けることを目指します。
その後の詰めをソルガレオと絡めて立ち回っていきます。


☆構築の経緯

 *眼鏡オーガで強引に
まず筆者がカイオーガを使おうと思ったキッカケですが、それは「カイオーガへの苦手意識を克服したい」と考えたことでした。
ゲンシカイキを取得したORAS時代から苦手意識が強く、いざ自分が使うとなると立ち回りの難しさを痛感していたものでした。
しかし、ルール上グラードンに水技を無効にされることもなくなったサンルールにおいて、最も強力なポケモンのうちの一匹であることはいうまでもありません。
筆者は本ルールにおいてカイオーガを使いこなせないのはまずい、と考えたのです。

そこでまずは既に結果を残している構築を参考にして組んでレートで回すことにしました。
その時に回したのが、今でも強力な並びであるトルネオーガゼルネで、カイオーガには上から潮吹きを打てるスカーフを持たせていました。

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分かりやすくパワーのある2体の禁止伝説を通せると強いのは確かですが、ここで筆者の肌に合わなかった部分が、スカーフオーガの火力のなさでした。
強力が故にメタが進みすぎており、スカーフ持ちの火力がケアされていることが多々あります。
さらに、オーガゼルネの2匹は苦手なポケモンが被りがちであり、その苦手なポケモンを削り切るのがどうも難しいなと思いました。ゼルネアスを降臨させる前に削っておきたいポケモンをしっかり削っておかないと、非常に面倒なことになるわけです。

そこで、眼鏡オーガであればメタを上回るほどの火力が得られ、しっかり削り切れて良いのではないかと考えました。
眼鏡を持たせれば等倍ポケモンの大半は潮吹き1発で落とせ、半減でもあのモロバレルさえも特化であれば超高乱数2発で飛ばせるため、簡単な受け出しを許しません。
以下、超ざっくりとしたイメージをまとめてみましたが、こうしてみるだけでもカイオーガの火力がいかに凄いのかがわかると思います。

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そこで、カイオーガが苦手とするポケモンも含めて、C特化の眼鏡潮吹きで無理矢理倒すという方向性に持っていくことにしました。


 *一方的に展開するために
先ほどのざっとしたダメージ計算を見るに、極論を言うと、(持ち物を考慮しなければ)C特化眼鏡オーガの潮吹きを2発受けられるポケモンは数えるほどしかいないということができるでしょう。
そのため、まずは「眼鏡潮吹きをHP満タンの状態で2発通す」ということを考えるようにしました。
スカーフを持てなくなるとはいえ、上から潮吹きを打つには当然速いほうが良いので、カイオーガは準速のCSぶっぱで採用することにしました。
しかし、準速のカイオーガはそれほど速度がなく単体での性能に欠け、相手の展開にも強くないので、一方的に展開する策を仕込まないといけないと考えました。

最初に考えたのが、眼鏡オーガ+ルンパッパで猫だまし→王者の印を投げつけて2回邪魔をして潮吹きを打つということでした。
確かにオーガルンパの並びが非常に強いのは当然ですが、此方のカイオーガは準速なので、どちらか1匹を止めるだけでは心もとない場面も少なからずありました。

次に考えたのが、猫だまし+追い風展開をしてからカイオーガを通すことでした。
猫だまし要員はすいすい下でなくともそれなりの速度があり、カイオーガと相性の良いルンパッパで良いと思ったのでそこはそのままに、
悪戯心かつ相手の展開を阻害できる技が揃い、カイオーガの苦手な草タイプやドクロッグなどにも打点を持てるトルネロスを追い風要員として採用しました。
これで追い風展開自体はかなりしやすくなったのですが、次のターン以降もトルネルンパに居座られると、カイオーガで展開するには追い風ターンを十分に活かしきれなくなってしまいます。

そこで思い付いたのが、トルネロスに脱出ボタンを持たせ、追い風(あるいは必要であれば挑発)をしたターンに帰ってもらってカイオーガを出すということでした。
実際に追い風して2ターン目から潮吹きを押せる点は確かに強かったのですが、これだと初手にカプ・テテフに出てこられると、猫だましも悪戯心挑発も通らなくなり一方的な展開ができなくなってしまいます。
本構築はカプ・テテフの選出率が非常に高いため、それを対策しないのはまずいと思いました。
また、ルナアーラも猫だましで止めることができないので厳しいです。特にカプ・コケコとセットで出てこられると非常に厳しいところ……。

初手にトルネルンパを出していて思ったのが、「1ターン目に追い風と挑発を同時に打ちたいと思うことが結構多いな」ということです。自軍の展開をすると同時に、相手の展開を阻止したいわけです。
その手段を増やすために、追い風+挑発を同時に押し、トルネロスは追い風をして帰る+横は相手のS操作要員に挑発を打つということをしながら、カイオーガ展開を狙う、という戦法も考えました。

そのためのもう一匹目の補助役として最も適していると感じたのが、なんとトルネロスと役割が被っているクロバットでした。クロバットが適していると思った理由は以下の通りです。
・速度がある上、悪戯心ではないためサイコフィールド下でも相手に挑発を打てる
・精神力により、トルネロスに代わって追い風を打つことも可能
カイオーガの苦手とするポケモンに対してブレイブバードで殴れる
・C特化眼鏡オーガの潮吹きを2発受けられるポケモンは数えるほどしかいない→怒りの前歯との相性が非常に良い
ちなみに、2匹挑発を持つことによりメンタルハーブを持っていそうなポケモンに対し(クレセリアドータクンなど)、挑発を重ね掛けするということも一応考えることができるようになります。そこまでしてでも相手に展開されないように、ということです。
役割の被っているポケモンを同時選出してでも一方的な展開を狙う、というのは一見すると無駄に見えますが、これが最適解だと思うのなら、それでも採用する価値があると筆者は考えています。眼鏡オーガを通すこと、ただそれだけをひたすら考えた末です。


 *相方はゼルネじゃない
ここでカイオーガの相方となる禁止伝説を誰にしようかという話ですが、一番最初はゼルネアスにしてよくあるトルネオーガ+ゼルネアスの派生、という形で動かしていました。

(↓これのカイオーガに眼鏡を持たせてみたりして、色々試しました)

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この形からルンパッパを突っ込んだりし、前述の流れで様々な取り巻きを検証しました。しかし、何戦かしているうちにゼルネアスに違和感を覚えるようになりました。
「眼鏡オーガにゼルネアスは違う……」

序盤に追い風下の眼鏡オーガで荒らすという性質上、追い風を切らしながら良いタイミングで死に出しされた相手のゼルネアスが非常に厳しくなってしまうわけです。
此方のカイオーガは準速のCSぶっぱなので耐久に振っておらず、更にゼルネアスよりも遅いため、対面からでもジオコントロールを一度されると確実にゼルネアスに負けてしまいます。
さらに、ゼルネアスミラーも基本的には先にジオコントロールを積みたいところですが、序盤に眼鏡オーガで数的有利をとるのが本構築の戦法であるため、序盤の試合展開をうまく運べた場合、此方が先にジオコントロールをするというのは無理に等しくなってしまいます。
そのため、「詰めのジオコントロールで逆転される」を対策しなければなりません。その役割はさすがに本構築のカイオーガでは無理なので、他のポケモンに任せる必要があります。

その詰めを担うポケモンを考えていった結果、ソルガレオを採用することにしました。ソルガレオにした理由は以下の通りです。
・当然ながらフェアリー耐性のある物理ポケモンとして評価した
・草耐性がある
・特性により、相手の威嚇に邪魔されない
・思念の頭突き+馬鹿力でカイオーガの苦手なポケモンに打点を持て、等倍範囲も広い
追い風が切れる頃の詰めの段階でゼルネアス等に後投げすることを考えたので、それなりの耐久数値があることもポイントとなりました。
こうして、眼鏡オーガで火力を押し付ける→ソルガレオで詰めるという大まかな展開を決めていきました。

最後にカプ・コケコですが、やはりイベルタルが窮屈になりがちなのでそこに圧力をかけることができ、
エレキネットやボルトチェンジ・挑発等展開補助としても優秀な技を多く覚えるためその点評価して採用しました。



 2.個体紹介

カイオーガ

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※調整
CSぶっぱ

本構築のエースアタッカーです。構築の経緯でも述べた通り、トルネロス+αで展開した後にカイオーガを投げ、一気に全抜きを狙います。
特化にすることで「苦手なポケモンを無理矢理2発で倒す」をようやく実現することができるので、構築のコンセプト上、控えめCSぶっぱを切ることはできません。
眼鏡を持っているため、カイオーガが少し削れてしまっても潮吹きで十分なダメージを与えることができる点も偉いところです。

技構成は水技3つにミラー対策の雷で確定です。本構築はカイオーガの苦手なポケモンを横で十分削ることができるように組んでいるため、冷凍ビームが欲しい場面は全くといってよいほどにありませんでした。
根源の波動の命中不安が怖いところですが、カイオーガが削れたあとの詰めは熱湯で十分なことも多く、根源の波動を打たないといけない場面もそう多くはなかったです。
寧ろ、根源の波動を打たなくても良いようにこのような構築を組んでいる節もあります。
そのため、根源の波動はあくまでも保険的な立ち位置で、基本的には潮吹きと熱湯を使い分けます。

眼鏡を持たせることにより、無理矢理にでも高火力を押し付ける動きが非常に強力でした。
ただし、こういった型のカイオーガは単体で戦うのが厳しいので、盤面の展開には予想以上に気を遣うものでした。


 ソルガレオ

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※調整
H:奇数
HD:C183ゼルネアスの+2ムーンフォースを2耐え
    C222プレートカイオーガの雨下潮吹き、C189ルナアーラシャドーレイ辺りを確定耐え
S:追い風込みで最速スカーフ90族抜き

本構築の詰め役ポジションです。追い風が切れる頃に、相手が死に出ししてきたポケモンに対して後投げすることも想定していたため(特に対ゼルネアス)、HDベースの型としました。
持ち物は等倍ポケモンを削り切れる命の珠と最後まで悩みましたが、珠ダメージで自ら耐久を落としてしまうことを嫌い、デメリットなく役割対象への火力を上げられる帯を選択しました。
HDに固めに振っていたからこそ本構築との噛み合わせも良く、勝てた試合も多かったのですが、相手のカイオーガやルンパッパなどを大きく削れる珠も捨てがたいというのも正直なところです。

技は一致技2つにガオガエンカミツルギナットレイ、そしてディアルガなどを殴れる馬鹿力を選択しました。
守るは主に横のポケモンで追い風を再展開するときに使います。
最終的にはこの4つでまとまりましたが、追い風が切れる頃にスイッチできる・相手の展開を返すことのできるトリックルームも欲しいところではあります。追い風が切れる頃に挑発を打たれることは思った以上に多かったのですが……。
なお、等倍範囲を広げるほか、カイオーガの苦手とするモロバレルドクロッグ等を殴ってもらいたいため、本構築で思念の頭突きを切るのはあり得ないと思っています。

ソルガレオを採用したためにイベルタルがかなりきつくなってしまいましたが、それでも対ゼルネアスに安定するようになる点が心強かったです。
そして、ユレイドルエレザードなど、個体数は少なくともカイオーガでどうしても倒すことのできないポケモンに強いのも地味にありがたいところでした。


 ③ルンパッパ

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※調整
CSぶっぱ

カイオーガと相性の良い補助役です。猫だましを絡めて展開したり、カイオーガの苦手なポケモンに対して王者の印を投げつけながら潮吹きを打ったりと、小回りのきくポケモンでもあります。
猫だましの打ち合いやルンパッパミラーをより有利にしたい・できるだけ多くの相手へ上から王者の印を投げつけたいという意図から、最速としました。


技構成は猫だまし・投げつけるの他、タイプ一致の熱湯と相手のカイオーガあたりを削れる草結びで確定としました。
相手のカイオーガに強く、特性により多くのポケモンの上から行動できる点が強みであり、時には構築的に非常に厳しい並びに対して強行突破を狙うことも……。
INCでふと当たったコケコライチュウの並びが本構築では非常に厳しかったところを、追い風+投げつける+潮吹きで無理矢理倒して勝ったのも良い思い出です。

本構築のルンパッパは最速は切れないと考えていますが、もう少し耐久に振るなどもっと良い調整がありそうです。


 トルネロス

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※調整
H:奇数
HB:A222鉢巻グラードンのダブルダメ岩雪崩を最高乱数切りで耐え
HD:C222カイオーガの雨下潮吹きを最高乱数切りで耐え
S:準速90族抜き(自軍のカイオーガ抜き)

本構築の展開役です。追い風ターンを最大限に活かしたかったため、脱出ボタンを持たせてみることにしました。
襷を持てなくなってしまうので、再展開を狙うにもある程度の耐久力を確保したくHDベースで採用しています。
素早さは単純に最低限のラインを確保したかったのみならず、自軍のカイオーガと並んだときに相手のファントムガードを削ってから潮吹きを打ちたかったためでもあります。
特に本構築はルナアーラに大きく有利をとれるわけではなく、落とし切れないとソルガレオと鉢合わせして不利になってしまうため、ルナアーラを削り切るという意味でもこの点重要であると考えました。

技構成は追い風のほか、カイオーガの苦手なポケモンに圧力をかけられる暴風に、相手の展開を阻害するための挑発・後投げグラードンで潮吹きを耐える算段を崩す雨乞いとしました。
HDベースにしたのは、守るを入れるスペースがなかったからでもあります。

特性により追い風を展開しやすく、脱出ボタンを読まれることはあまりなかったので、良いタイミングでカイオーガを出すということ自体はかなりやりやすかったです。
綺麗にカイオーガを出すことができれば、それだけでも勝利へ大きく近づくので、脱出ボタンを持たせたのは大正解だったと思います。
しかし、エルフーンや相手のトルネロスの下をとってしまうため、その際はルンパッパの猫だましを絡めながら展開したいところです。


 ⑤カプ・コケコ

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※調整
ASぶっぱ

本構築できつめなイベルタルに対するヘイトコントロールを役割としています。イベルタルに対して圧力をかけている隙に、横のトルネロスで展開しながら眼鏡オーガで潮吹きを打つ、というイメージで立ち回っていました。
相手の電気技を吸いながらカイオーガ展開を補助できるライチュウの採用も考えましたが、今回はパワーの面や素早さを重視してカプ・コケコを選択しました。
本構築はトルネロス+ルンパッパorクロバットで展開をすることが大半だったため、選出するのはほぼ対イベルタルのみでした。

今回の型ですが、チョッキ持ちを気にせず殴ることができ、展開関係なく上から圧力をかけたかったので最速のスカーフ型で採用しました。
ボルトチェンジは相手のイベルタル引きに対して有利に立ち回りたいために採用し、さらにエレキネットを終盤の詰めで連打することで、カイオーガが上から殴る余地を残しました。
最後に念押しで挑発を仕込みましたが、これはサイコシードが発動したフワライドの上から挑発を打つことを考えていた名残です。

此方ももっと良い配分があるのではないかと思うのですが、相手にかかる圧力がとても大きい点が良かったなと思いました。


 クロバット

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※調整
S:最速
A:H189-B85ドクロッグブレイブバードで確定1発
H:余り

第二の展開役兼アタッカーです。トルネロスと共に相手の展開を阻害しながら追い風を打つのみならず、カイオーガの潮吹き圏内に無理矢理入れるといった役割を担っています。
これで少し苦手なディアルガゼクロム等も削り切ることができ、ルンパッパやドクロッグにはブレイブバードで落とせるのでカイオーガとの相性がとても良いです。

覚える技や特性・素早さが本構築とも噛み合っており、サイコフィールドの影響も受けないため、トルネロスと役割が被ってでも採用したいと思ったポケモンです。
相手のスカーフ持ちに上から一撃で倒されるのを避けたかったため襷で採用しましたが、防塵ゴーグルやメンタルハーブで運用するのもピンポイント対策ながら面白いと思います。

ちなみに余談なのですが、エアカッターの採用をマジメに考えていたことがありました。
エアカッターは地味に全体技なので、ファントムガードが残っているルナアーラ+襷の持っていそうなポケモンが並んだときに、潮吹きで削り切る上で使えるかなと思ってのことでした。
当然ながら怒りの前歯の汎用性には敵わないので没になりましたが、一応ひとつの選択肢としてナシではないのかもと思います。
イベルタルの不意打ち対策でファストガードも考えましたが、カプ・コケコで誤魔化すという方向性に落ち着いたので此方も見送りました。



 3.選出パターンについて

本構築の基本選出は以下の通りです。

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基本的にはこの形で、ラスイチを相手の構築に合わせて変えていきます。
トルネロスカイオーガは100%選出しますが、ソルガレオは相手の構築に全く刺さっていないときに選出を見送る場合も稀ながらありました。

以下、ざっとした選出パターンです。

・対トルネオーガミラーなど

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トルネオーガミラーの場合、相手側がガオガエンを出してくることがあまりないため、展開自体は有利にすることができます。
初手の2匹がスカーフ潮吹きを受けられるので、基本的には相手のトルネロスを止めながら展開していきますが、此方のトルネロスが眠らされるパターンが面倒なので、モロバレルに挑発を入れることを優先する場合もあります。
基本的には此方のパワーが勝るので、比較的有利で最も勝率が高かった相手です。
なお、猫だまし+明らかにメンタルハーブを持っていそうなトリックルーム展開も此方の選出です。
不意に出てくるきついポケモンに対してもルンパッパの投げつけるで誤魔化すためにこの選出をする場合があります(個体紹介で触れたコケコライチュウに対してもこれでした)。

・ルナオーガ、テテフネクロ、グラードン軸など

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猫だましのきかないルナアーラへの展開阻止や、サイコフィールドを絡めて展開する相手には此方の選出です。
相手の展開役に挑発を打ちながら、此方は追い風を打って展開していくことがほとんどです。オーガルンパ等先制技持ち+速い範囲技持ちと対峙してしまった場合、襷潰しのクロバット猫だまし+スカーフ潮吹きで攻められることもあるため、念には念を入れて両ポケモン追い風を選択するようにしていました。
なお、グライベル以外のグラードン軸も基本的にはこの選出でした。
これは1ターン目にトルネロスが被弾してボタンで帰ってほしく、初手グラードンと対峙した場合に岩雪崩を打たせることを意図しています。

・対イベルタル入り

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よほどのことがない限りはこの選出です。ほぼ初手にイベルタルと鉢合わせるので、カプ・コケコにヘイトを向けさせている隙にトルネロスで追い風展開し、カイオーガで潮吹きを打てる盤面を作ります。
初手にイベルタルが動いてくることがほぼないことから、序盤にワイルドボルトで突っ込んで横に倒されると不利な展開になるので、ボルトチェンジと絡めて終盤にカプ・コケコで詰めていきました。



 4.最後に

7世代GSでは最初の構築記事となりましたが、いかがだったでしょうか。
ひとつの強力な勝ち筋をひたすら追い続けた結果、よくも悪くも非常に尖った構築が出来上がってしまいました。

「ただただ、眼鏡オーガを通すだけ」
実際に本構築を煮詰めているときも、プレイをする時も、とにかくそのことだけを考えていきました。
そうすると、自分の中で勝ちルートが非常に明確になるので、緊張しがちなINC本番でも自分のプレイングを見失うことが少なかったように思います。

構築を作るときも大まかにいうと「何をして勝ちたいのか」があって、それを達成するために「そのためにどうするか」の部分と「切り返されたらどうするか」の部分を考えることになると思いますが、
本構築は何をしたいのかを明確にすることができたため、大まかなプランニングが今まで以上にやりやすかったです。

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こうすることで、HD脱出トルネロスなど、あまり使われていないポケモンや並びに注目できるキッカケになり得るわけです。
構築の組み方という点でも、本構築を練ったことは今度にとっても良い経験になったと思います。

眼鏡を持たせることにより、苦手なポケモンでさえも無理矢理突破できるほどの火力を得られるので、綺麗にカイオーガを着地させた瞬間に勝ちを確信した試合も少なくなかったです。
一回潮吹きを打つだけでもとんでもないほどの火力を押し付けられるので、実際に使っていると病みつきになってしまうものがあります。
しかしその一方で、本構築のカイオーガは此方が一方的に展開できないと真価を発揮できないので、特に相手にトリックルームをはられてしまうと非常に厳しくなってしまいます。
そこは猫だまし+αで展開を止めたり、挑発で邪魔をしたりといったことをして何としてもはられないように立ち回っていましたが、
メンタルハーブを持っていなさそうなポケモンが持っていたり、レートで動かしていてあまりされなかったサイドチェンジカプ・テテフトリックルームをINC3日目になってされまくって厳しかったり……ということもありました。
また、ライチュウ等の避雷針とイベルタルが同居している構築に関してもどうしても不利をとってしまいました。
そういった構築上の反省をひっくるめても、勝ち筋も負け筋も非常にわかりやすい構築だったと思います。

本構築の結果ですが、最高1773、そこから4連敗という結果になってしまいました。f:id:mizukoSW:20181207020430j:plain

1773のときに格差マッチながら急所負けを喫してしまい、そこから一気にペースを落とし、緊張感が抜けプレイングも雑になってしまいました。
構築自体はまだまだポテンシャルがあったと思いますが、プレイヤーのメンタルの弱さが如実に表れてしまったなと感じます。
インフレしていたにも関わらず、1800に乗せることができなかったことに情けなさを感じているので、今回の経験をバネにムーンシリーズでも良い構築を作り、頑張っていきたいと思います。

ここまでご覧いただき、本当にありがとうございます。
サンルールが始まってからレートなどでも本当に思い通りにいかず、勝てないとずっと嘆きながらやってきましたが、ようやくひとつ構築を形にすることができたのは良かったのかなと思います。
次こそは、予選抜けしたいなと思います。頑張りましょう。

それでは失礼いたします。



 5.Summary (English Ver.)


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①Kyogre

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②Solgaleo

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③Ludicolo

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④Tornadus

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⑤Tapu Koko

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⑥Crobat

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Thank you for reading!

mizuko
@Swampert__