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【INC Feb.最高1792/S14最高最終1803】自己暗示オーガゼルネ【Moon Series】


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こんにちは、mizukoです。

2019 International Challenge Febrary(以下、INCと記します)が終わりましたが、皆さんいかがだったでしょうか。
そして、切り替えていよいよウルトラシリーズへ……というところですね。

本記事では、INCで使用した構築を纏めつつ、反省点などを書いていこうかなと思います。
今回は構築記事としてよりは、単なる読み物としてご覧いただけると嬉しいです。

(追記:実はS14のWCSレート、1800を達成しておりました)

それでは本題に入ります。


【目次】
※クリックするとその項目に飛べます。

1.構築の概要・経緯
   *構築の概要
   *ゼルイベでつまづいて
     ※ゼルネメタを上回ることの限界
   *メタを上回る鍵はカイオーガにあり
   *BO1向きの構築を見極める
2.個体紹介
   ①ゼルネアス
   ②カイオーガ
   ③トルネロス
   ④モロバレル
   ⑤ガオガエン
   ⑥カミツルギ
3.結果及び言いたいこと
   ~構築を変えられなかった弱さ
4.追記(4/22)

 1.構築の概要・経緯

☆構築の概要

「ジオコン後にカイオーガで自己暗示!」
……ゼルネアスのジオコントロールという強力な勝ち筋を、カイオーガにも。
概要としては以下の通りとなっております。

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このような形です。
一般枠4匹でサポートなり対面操作なりしていきながら、ゼルネアスが積める場面を作り、さらにカイオーガにつなげていきます。

ちなみに、本構築は筆者にしては珍しく、大部分を既存の構築から流用したものとなっております。
参考元を下記に記載しておきます(全て英語記事です)。


*コンセプト参考元:自己暗示オーガゼルネ
カイオーガトルネロスガオガエンカミツルギの調整も参考にしました

trainertower.com
*一部参考:ゼルイベ構築
ゼルネアス・モロバレルの調整を参考にしました

trainertower.com

☆構築の経緯

 *ゼルイベでつまづいて
筆者自身、ムーンシリーズにおいても色々な構築を回していましたが、その中でも特に可能性を感じていたのがゼルネアス+イベルタルの並びでした。
まずムーンルールでは各種Zが使えるようになるので、単純に専用Zが持てる上、特性により耐久力が高く、技の通りが優秀なルナアーラが猛威を振るうようになると予想しました。
そのルナアーラに滅法強く、ゼルネアス以外の伝説枠にもかなりの圧力をかけることのできるイベルタルを扱いこなせると強いのでは、という考えを持っていたのです。
そして、積めればとても強力なゼルネアスにとって苦手なポケモンに対し、イベルタルの技範囲がシナジーしていることから、上記参考元のゼルイベを参考にしばらく回してみることにしました。

本ルールのイベルタルは突撃チョッキを持たせ、バークアウトのサポートを絡める形がメインだった印象を受けました。
今回使用したイベルタルもチョッキ型でしたが、その高い耐久・それなりの素早さから打てるバークアウトのお陰で、ゼルネアスが積める状況をさらに作りやすくなるのも良い点です。
しかし、筆者はゼルイベをINC本番に持っていくことを断念しました。
理由としては「ゼルネアスメタを上回るのが難しいこと」と、「ゼルイベはBO1向きではないこと」の2点が大きかったです。


 ※ゼルネメタを上回ることの限界
……消費アイテムに頼るから、限界がある。
ゼルネアスはジオコントロールを積むことによって特攻、特防、素早さをそれぞれ2段階アップさせるという戦法が強力ですが、ジオコントロールという技は溜め技なので、本来であれば自軍の強化に2ターン要します。それをパワフルハーブで誤魔化していくのです。

しかしこの強力な戦法を止めるためには、当然ながら何かしら対策を練らなければなりません。
対策方法としては主に「受けて反撃する」か「ジオコントロールを通さない」の2通りがあると思いますが、後者のほうが対策としては分かりやすいかもしれません。
例えば挑発、ガオガエンの吠えるあたりが良い例かなと。
これを1回されてしまうだけで、「ゼルネアスで抜く」というゲームプランが一気に崩壊するわけです。

他のポケモン以上にメタられる=負けに直結する理由として、「消費アイテムに大きく依存していること」であるといっても過言ではないでしょう。
吠えるといった流し技はそもそも覚えるポケモンが多いため、見えないところからゲームプランを大いに崩されてしまう恐怖に怯えなくてはなりません。そうなると、必然的に立ち回りも窮屈になってしまうはずです。

ゼルイベに関して言うと、ゼルネアス以外のポケモンは基本的に決め手に欠けるポケモンたちで構成させていることが多いので、
「ゼルネアスで抜いていく」というゲームプランを崩されてしまうと、取り巻きがパワーのある相手ポケモンに押し負けてそのまま立ち直れないということもザラです。
このことから、ゼルネアスを使っていくにしても、流されないようにするか、他にもパワーのあるポケモンを合わせて採用するかをしたほうが良いことになります。

……ここに、ゼルイベはBO1に向いていない理由があるのです。
BO3であれば、1試合目で思わぬ技を喰らっても2試合目以降はその技を考慮しながら立ち回ることが可能です。その関係上、相手側も所謂初見殺し要素を組み込むのが難しくなります。
しかし、BO1だとそういうわけにはいきません。見えない初見殺しを1発喰らったら即負けになりかねない……となると、とてもINCに持っていきたいとは思えません。
ということで、ある程度回していたゼルイベを諦め、他の構築を練っていくことにしました。


 *メタを上回る鍵はカイオーガにあり
上記のとおり、ゼルネアスは非常に強力な勝ち筋を持ち、かつ使用率も非常に高いことから、当然多くの相手がメタをはってきます。
とはいえども、それは多くの禁止伝説に言えることでもあります。
メタに負けないようにするには、自身がメタ対象外の構築を極めるか、メタを上回るかをしないといけません。
さすがに前者を極めるのは難しいので、後者の方向で考えることにしました。

メタを上回る……何が良いのかな……と考えたときに、筆者自身がサンシーズンで使用していた眼鏡カイオーガを思い出しました。
最大威力150かつ天候補正のかかった範囲技を、ゼルネアスとは違い即座に打つことができる、更に持ち物の自由度が高いカイオーガが弱いわけがありません。
例えばC特化カイオーガに眼鏡を持たせると、HDモロバレルさえもほぼ2発で飛ぶ火力を出すことができるわけで、「受けて反撃する」といった相手のゲームプランを崩せる可能性を大いに秘めています。
水Zも同様に高火力を出すことができ、スカーフ型ならスカーフ型で上から奇襲できるので、ガンメタの対象になるとはいえども、どういった型にしてもとても強力なのです。
このことから「メタを上回る鍵はカイオーガにあり」という持論を抱き、構築を選択していきました。

▼前回、筆者が執筆した眼鏡カイオーガの記事です。
 是非合わせてご覧ください。

mizuko.hateblo.jp
なお、色々な構築を試しましたが、グラードン軸は剣の舞も含めてポテンシャルが高いもののミラーが難しい・主力技が命中不安なのが怖いことから安定しないと思ったこと、
ルナアーラ軸はお互いがZ技で縛り合う関係になってしまう不穏さからこれまた安定しないこと、対ガオガエンへの立ち回りに自信を持てなかったことから採用を見送りました。
(ルナアーラの自己暗示も決まれば強いのですが、4倍弱点持ち・範囲技を持てないことからやはり立ち回りに自信を持てず、取り巻きによくいるドーブルも安定しないので此方も見送りました)


 *BO1向きの構築を見極める
カイオーガを使おうと決めたところで、方向性や取り巻きをどうしようかというところですが、ここでちょうど先述の構築記事を見て「自己暗示カイオーガ、良いな」と思ったのでそれを参考に回していくことにしました。
ゼルイベで挫折したのをバネに、メタを上回ることができそうで、BO1でも対応できる構築を回したいと思っていた頃でした。

メタを上回ることに関してはゼルネアスで積むこと・その上でカイオーガを場に出すことが前提になってしまいますが、
幸いにも吠えるといった流し技が優先度-6であること、流し技を使うポケモンの足が基本的に遅いことから、ほぼ確実にカイオーガが自己暗示を味方のゼルネアスにかけることまではできるわけです(黒い霧に関してはまた考えなくてはなりませんが……)
どちらかが流されたり倒されたりしても、強化された禁止伝説をもう一匹残すことができるという点で、構築のパワーを維持することができます

さらに、カイオーガの自己暗示はPGLを見ても採用率が低いことからもいえるように、相手から考慮されにくい・考慮するにしても他のメジャーな型をそれ以上に考えなくてはならないといった側面もあるでしょう。
ここに、自己暗示カイオーガがBO1でも対応できそうだと思った理由があるのです。

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※画像は3/9 09:30時点のものです。

今回は海外の構築記事を参考にした構築を使用しましたが、オンラインでWCSの予選を行っている日本とは違い、海外の大会では初見殺しなどが簡単には通用しないBO3が主流となっているわけで、当然ながら海外のプレイヤーはBO3で勝てるように構築を組むのです。
そのため、特に海外の構築記事はBO3には向いていて安定して強いけれど、BO1には適していないというケースも大いにあり得ると言えるでしょう。
そういう意味でも、その構築がどういう動きをメインの勝ち筋としているのかを考慮する、実際に動かしてみて初見殺しに簡単にやられないか試してみる、など試してみて実際に使う構築を見極めることが大事であると思います。



 2.個体紹介
※調整は全て海外の記事を参考にしているので、解説というよりは使った感想をメインに。
※調整先は主要なものだけ記載します。詳しくは参考元記事を参照ください。

①ゼルネアス

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※調整
HB:A233カミツルギのスマートホーンを威嚇1回で高確率で2耐え
    A201ツンデツンデのジャイロボールを威嚇1回で確定耐え

最速を保ちつつも、防御方面に大きく耐久を割いたゼルネアスです。
本家のゼルネアスがCS方面に大きく配分していましたが、より確実に積み展開をしていくにも鋼技をはじめ耐えて欲しい場面が多く、ゼルイベ構築の調整を参考にし、耐久振りの配分で採用しました。

ただあまり耐久に振りすぎてもジオコントロールをされる前にゼルネアスが削れてしまうと、カイオーガの良さも発揮されずに終わってしまうので、本構築において最速を保つというのは絶対条件であるといえるでしょう。
この配分だと超高乱数を引かれると、特化カイオーガの潮吹きを耐えない可能性がわずかながらあるので、もう少し特防に割いてもよかったのかなと思います。


 カイオーガ

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※調整
HB:A233カミツルギリーフブレード・A160ナットレイパワーウィップを確定耐え
HD:C147カプ・コケコのエレキフィールド下雷を確定耐え
    C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを最高乱数切りで耐え

防御に厚く振った、自己暗示持ちの図太いカイオーガです。
上からの攻撃を耐えてからノーマルZで全回複しつつ自己暗示→次のターンで+2潮吹き、という流れが強いので、耐久厚め・素早さ最低限という配分がとても理にかなっていました。
ここまで振ると大抵の抜群技やジオコントロールをしてきたゼルネアスの攻撃を耐えるので、安心して自己暗示をしていける場面が多かったです。
サイコショックのダメージを少し抑えることができるのも偉いところでした。

なお、味方のゼルネアスに自己暗示をすることのみならず、相手のゼルネアスの能力を利用していったり、時にはただHPを全回復させることだけを目的に自己暗示Zをする動きもあります。
特攻や素早さに割いていないことが心細いときもたまにありますが、これもこれで立ち回りに幅を持たせることができました。図太いカイオーガ、とても使い勝手が良かったです。


 ③化身トルネロス

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※調整
HD:C222カイオーガの雨下ダブルダメージ潮吹きを最高乱数切りで耐え
   C201ゼルネアスのジオコントロール後ダブルダメージマジカルシャインを確定耐え

襷なしでもスカーフカイオーガの潮吹きを耐えることができるHDトルネロスです。
カイオーガが苦手とするポケモンに刺さりやすい暴風、此方の展開をしていく上で重要になる追い風や挑発は確定としました。
そして雨乞いですが、カイオーガが居座るタイプである以上グラードンに天候を取られてからの対抗策が欲しいので、これまた切ることができませんでした。

耐久に振ってはいるものの、積極的にサイクルを回しにいくポケモンではなく、万が一出し負けしてしまった場合の展開の仕方に自信を持つことができなかったのと、
相手のトルネロス+スカーフカイオーガに此方がトルネオーガと出したところで確実に押し負け、しかも引き先がいない点が心細いです。
そういった理由からINC直前になって信頼を失い、選出機会も大幅に減ってしまいました。
飛行Zでないので、グラードンに天候を奪われてからだとモロバレルなどを殴るにも殴りづらく、筆者としては変えるなら間違いなくトルネロスだと思います。


 モロバレル

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※調整
A136ガオガエンフレアドライブを確定耐え

カイオーガの潮吹きなどを考えると特防が高いに越したことはないので、ガオガエンフレアドライブを耐える可能性を残しながら、できるだけ特防に割いた型で採用しました。
技構成に関してはこれで完成されていると思います。

ピンチベリーが欲しかった場面は確かにありますが、ゼルネアスにとってもサイコショックを受けるのは痛手になりかねないので、
怒りの粉でゼルネアスを守りながらウタン込みでエスパー技を受ける→耐えて次ターンも生き残る、という動きができる点とても良かったです。
怒りの粉の試行回数を重ねることができれば、ゼルネアスにとっても心強い味方です。


 ガオガエン

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※調整
HD:C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを高乱数で耐え

少し素早さにも振った、HDベースのガオガエンです。
猫だましの打ち合いにもある程度強くするべく、少し速いほうが良いと思ったので、本家の調整をそのまま採用しました。

技構成に関しては叩き落とすが諸説だと思います。
確かにルナアーラなどを大きく削ることができるという点は優秀だと思いますが、此方の積み展開を補佐するバークアウトや、相手のバークアウト・吠えるをシャットアウトするじごくづきも候補だと思います。
少し早めの型なのもあり、じごくづきの採用も良さげな気がします。

初手に出して猫だまし+積み展開を狙うのみならず、横守る+蜻蛉返りで対面操作をからめつつゼルネアス展開をしていける点も強みです。そこは安定した強さ、ともいえるところでしょう。


 カミツルギ

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※調整(チョッキ込)
HD:C201ゼルネアスのジオコントロールムーンフォースを確定耐え
   C222カイオーガの雨下ダブルダメージ潮吹きを最高乱数切りで耐え

強力な特殊技を一発耐える、DSベースのチョッキカミツルギです。
襷に頼らないことにより、最低限サイクルに加わることができる点が良かったです。

最初は威嚇を入れられなくても少し決め手に欠けることから信頼を置いていなかったのですが、
慣れていくうちにカミツルギに注意を引き寄せながら展開していったり、最後にチョッキ込で一発耐えてから抜群技でついてフィニッシュしたり……。
特性の強さもあり、だんだんと心強い存在になっていきました。

なお、チョッキ型にすると自然と叩き落とすを組みこむことができるので、ルナアーラ入りに刺さりが良いのも◎
欲を言うと、素早さを少し落としているので相手のカミツルギに確実に下をとられるという点が少し心細く、
相手のカミツルギに同速勝ちして上から聖なる剣で殴れる可能性を少しでも残すために、最速にしたかったところです。
他に良い調整を考えはしたのですが、本家の配分が最も理にかなっているという結論に至ったので結局変えませんでした。



 3.結果及び言いたいこと

本構築をINCで使用し、最高1792、最終はお察しという結果になりました。

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またしてもなんとも上がり切れなかったなという結果になってしまいました。
以下、INCに向けて取り組んでいて思ったことを記しておきます。


*強い構築を選ぶということ
前述の通り、カイオーガの自己暗示の採用率はあまりなく、実際に自己暗示を考慮された動きをされなかった場面もありました。
ゼルネアスが集中攻撃されそうなところで守る+カイオーガは自己暗示、という動きができるのも強いところです。
本当であればこういった構築を自分の手で生み出せたら良いのにな、とは思いつつも、選んだ構築自体は間違っていなかったと思います。
決まれば破壊力は間違いないものがありますし、どちらかがやられてもどちらかは強化された禁止伝説を場に残せる、と考えるとそれだけでも相手に圧力をかけ続けることができます。

そういう意味ではBO1においてもゼルイベのときほど初見殺しに為す術なし、ということが減り、寧ろ此方が初見殺しに近いような動きをすることもできます。
「メタを上回る鍵はカイオーガにあり」といった考え方も、決して間違っていなかったと思います。
ただ、カイオーガを強化するには自軍もしくは相手のゼルネアスへの自己暗示を必ず決めなくてはならないので、数ターン先の展開をしっかり考える必要があります。
そういった考え方を鍛えていくにも、本構築を最後2週間でしっかりと回せてよかったと思います。


 *構築を変えられなかった弱さ
一方で、筆者自身の反省点も少なくなかったです。
何といっても、トルネロスがだんだんと肌に合わなくなってしまったにも関わらず、その代わりを誰にしたら良いのか、答えを出すことができなかったのが弱かったなと思います。

今回は珍しく既存の構築をベースにして取り組んでいましたが、他人の構築を使うにも、QRを使うにも、
「この部分は自分のプレイスタイルと合わないな」とか、「この部分が環境に合ってない、刺さってないよね」という点が必ず一つや二つはあるわけで、
ある意味そこを変えていけるかどうかがプレイヤーとしての強さでもあると思っています。
そして変えていった結果、少し強くなったり、時に元のとは全く違った構築にもなりえるわけで。

今思うと、相手の猫だましや悪戯心挑発を誤魔化せるカプ・テテフの採用や、それ以外にもスカーフカイオーガの上をとれるポケモン(例えばスカーフ持ちカプ・コケコや霊獣ボルトロス)などもう少し考えても良かったのかなと思います。
そこで答えを出せなかったことから、信用できなかったトルネロスをそのまま持ってきては選出しなくなり、しまいにはINC本番でも選出が歪んでしまいました。

そういう意味では、変えることのできなかった弱さを痛感しました。
既存の構築だろうと、更に構築を強くしていけるかどうかは使用者自身にかかっています。
今回痛感したことをバネに、更に強い構築を自分の手で作りあげる、良い方向に自分から変えていく、そういったことができれば良いなと思います。


*最後に
構築記事というよりは……な記事とはいっても、できるだけわかりやすく書きたいなと思って執筆した結果長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
単純に1800チャレンジに失敗したところで、自分の実力不足を痛感したところですが、
実は今回レートなどでもそれなりに良い結果を残せるところまで試運転をすること自体はでき、特にINC最終日は激戦も多く、何だかんだでやりきったなと思います。
なので、悔しさや反省点はあるものの、悔いという悔いはありません。
あとは、構築をよりよくしていく過程で、自分のプレイングを確立させるだけです。

次からはいよいよウルトラシリーズということで、チャンスはラスト1回。
本気で、抜けにいきたいと思います。
去年のJCSで味わったあの悔しさを、絶対に晴らしたいのです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
ラスト、本当に頑張ります。



 4.追記(4/22)

ムーンシリーズのときのWCSレート(S14)ですが、実はINC前日に1800を達成しておりました!
最高最終1803・瞬間36位、最終50位でした。

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これほどの勝率・少ない試合数でここまで来れたのは初めてのことだったので、報告させてください。
INC前日に、少しは自信をつけることができました。

……だからこそ、ムーンルールで抜けたかったです。
筆者自身GSが得意ではないことに加え、短期間で構築を煮詰めることが昔から非常に苦手なのもあり、ウルトラルールに関しては環境に適応できずにみっともない結果に終わってしまいました(17が限界でした)。
考えもまとまっておらず、記事にする価値もないと判断したため、JCSの構築記事は書きません。

JCSの日程が発表された時点でこうなることも覚悟はしていたのですが、それは言い訳でしかなく、短期間で適応する力をつけるか、ムーンルールまでに抜けるかするべきであって。
なので、最も得意であったムーンルールで勝ち続けることができなかったのが全てだと思っています。
今思うと、だんだんと肌に合わなくなってしまったトルネロスの代役をもっとしっかりと煮詰められたらな、という部分で後悔が大きいです。

今年もまた夢叶わずでしたが、去年の悔しさをバネにプレイヤーとしての心構えを大きく変えることのできた年だったように思います。
一方で、構築を早く確実に改善していく力のなさが浮き彫りになってしまいました。

来年以降もまた、少しずつ強くなっていけたらなと思います。
今年抜けた方は頑張ってくださいね。

それでは失礼いたします。


mizuko
@Swampert__